モフリー 家庭科の教材に選ばれました

モフリーの裁断作業を委託しているのが

就労継続支援A型
株式会社アライズさん

夏の間もコツコツと作業をしてくださってます


モフリーを始めた頃は
イベントの度に1人で夜なべして
チョキチョキと
ハサミで✂️カットしておりましたが
百貨店や大きなイベントが増えてくると
そのうち機械を買って
いやそれでも間に合わなくなって、、

この作業所に出会ってからは
劇的にモフリーの世界が一変しました

今では大きな反物を裁断して
モフリーパーツをパッケージング

そして最近では
全国にいるモフリーアンバサダーや
オンラインショップの
発送作業まで
お任せできるようになりましたよ

もう彼らの存在なくては
モフリーはやっていけません

障がい者就労支援

数年前までは全く知らない世界だったけど
大切な大切なビジネスパートナーであり
モフリーの大きな原動力でもあります

障がいと言っても本当に多種多様で

ここではみんなが
特性やスキルを活かして
活躍してくれてます

そしてその技術が本当に素晴らしい

布地を裁断する
裁断機でカットする
シールを貼る
数を数えて袋に入れる

同じ作業をコツコツ続けること

彼らが得意なことって実はたくさんある

私は勝手に彼らのことを
アベンジャーズだと思ってるけど
言いすぎてないと思う



スモールビジネスされてる方
とくにハンドメイド系の方に
こういう素晴らしい存在を
もっと知ってほしいな


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と、前置きが長くなったけど本題

この冬 モフリーは
大阪府内の支援学校の高等部で
家庭科の教材として
使っていただけることになりました

自己表現が苦手な子たちも
色選びからとことん楽しんでほしいし
作るをとことん楽しんでほしい

そして
高校の先生からは
このモフリーのパーツの製造には
障がいを持つ方たちが関わっていることを
是非話してほしい、と
リクエストいただきました

四肢に障害を持つ子や
強い特性を持つ子たち

高校を卒業したその先を
明るく思い描けない子たちもいるのだそう

でも
彼らもどこかの誰かの
アベンジャーズになれる場所は
きっとあるはず

みんなのできることを活かして
こんなお仕事のスタイルもあるよ、と
微力ながら
夢が広がるようなお話も
させていただく予定です

この記事を書いた人

植村 千夏

兵庫県神戸市在住
アメリカ・ミネソタ州での暮らしから日常を彩るアートやクラフトを習得。帰国後は編まない縫わないマフラーMoflee(モフリー)、ピサンキと呼ばれるエッグアートをワークショップなどで展開。ものづくりの楽しさを幅広い世代に発信中。